2000年後半から2010年あたりにかけて、低性能だけど軽量で小さく安いノートPC「ネットブック」が普及していた。
私が持っていたのはASUSのeeePC 1005HAの白色だった。
一般的に、このようなPCをメインで使うという人は少なかったと思う。
Windows XPを搭載していたとは言え、ネットブック以外の当時のPCではダントツに低性能だったので重い作業はできない。
オフィスソフトを動かしたりやネット閲覧は快適にできた。
Youtubeやニコニコ動画も見れた。
HD再生は無理だったけど、そもそもディスプレイが1024*600では必要ないかも…。
この1005HAには他のネットブックにはない長所があった。
それはネットブックとしてはバッテリーがかなり良く、公称10.2時間とロングライフであったこと。
バッテリーの寿命を伸ばすため50%~70%充電して使っていたので、実際の持続時間は3時間~6時間くらいだったと思う。
外出するときはこのPCを良く持って行った。
と言っても、全く有意義な使い方ではなかったけどな。
マクドナルドで2chにアクセスしたり、高速バスで動画見たり。
旅行先での情報収集に使ったり。
船の中や山の上でエロゲをプレイしたり。(※1)
2014年4月のWindows XPのサポート終了後もDebianを入れて使っていた。(※2)
ただ寿命がきたのか、ファンが高く「キーーーーーン!」という異常な音が鳴るようになり、終いにはファンが回らなくなる症状もでてきた。
流石に使い物にならない。
ファンを交換すれば使い続けられるけど、そもそもファンを手に入れることができなさそうだった。
デスクトップなら簡単なのに…。
泣く泣く5年以上愛用してきたeeePC 1005HAを手放すことにした(泣)
(※1)今思えばアホです。バカなことをしたなぁと思っています。荷物を軽くするように言われていたのに、1.27kgの重りを背負っていくのは言語道断。
(※2)ほんのちょっとだけバッテリーの持ちがよくなった。