学生だったころ、エロゲにはまっていて少なくても毎月1本は購入していた。
近くあるエロゲの予約販売が可能な小さなゲーム屋さんで買ったり、あるいは特典が豊富な店で買ったり、あるいは他の都市の独立店舗で買ったりもしていた。たまにイベントにも参加してたなぁ。
でも、amazonで2次元ではないPCゲームを買い、そしてsteamなどでDL買いするようになりエロゲーからは遠のいていった。
DL購入したゲームをプレイするようになって、基本的には文章読んでクリックするだけのゲームを8000円で買い、わざわざPCの前にドシッと座ってプレイすることに疑問を持つようになった。
おまけに買ってプレイしようにも、「起動時は必ずディスク挿れてないと動きません」みたいな煩い設計のプロテクト・アクチを搭載してるとゲンナリだ。
amazon primeで気軽にアニメが見れるようになったのもきっかけの一つかもしれない。
好きなときに再生ボタンさえ押せばブヒれるから。
2013年には全く買わなくなり、毎月予約購入していた小さなゲーム屋さんもいつの間にか閉店していた。
私がエロゲにハマっていた頃でもエロゲ業界は衰退・縮小しているという話はあったけど、最近は調査会社が発表している数字に表れており、制作関係者もその傾向があると漏らしている。
なぜそのようになったのかということも当然ながら付いてくる。
プロテクト云々を原因に挙げる記事は見つからなかったが、過去に参加したイベントで、某M社の方が”起動時要ディスク”は売上が減るからやりたくないと言っていた。
近年では同人エロゲが低価格にも関わらず多様でクオリティも高くなっており、拡大しているらしい。
ただし、同人エロゲが具体的にどの程度売れていて、(商業)エロゲの減少分を取って代わるほどのものなのかは分からないが…。
敷居の低い基本無料でプレイできるお手軽なブラウザエロゲもある。
他にも原因は多々あるだろうけど、今後どんな良作が出たとしてこの分野が以前のようなことにはないだろう。
今なってはそれ程興味がある訳ではないとはいえ、好きだったモノが凋落していくのは悲しい。